信州お薦めスポット #18

海と山の命を繋いだ、縄文からの道を辿る旅〜Part3〜

【地蔵峠】
遠山郷の上村と大鹿村との境。現在でも道中の安全を守る地蔵尊が祀られています。
南朝の宗良親王が転戦のために行き来し、のちに遠山氏が江戸への参勤のために往復した峠です。秋葉街道はこの峠を越え、分杭峠・杖突峠を経て甲州街道に至ります。
国道152号は現在でもこの地蔵峠に阻まれ、分断されたままになっています。ここまで来れば車道は大きく迂回してしらびそ峠方面に進むことになります。お地蔵さんからの路は踏み跡程度になりました。自転車を転がせて沢を渡りやっとの事で舗装路の稲葉街道に合流となりました。

幻の国道152号は再び「青崩れ峠」で分断されながら、稲葉神社へと至ります。
今回の爺さんチャリ旅では時間の都合 ?体力の限界 ?で割愛となりました。その後は遠山郷の中心地である和田から遠山川に沿って飯田線の平岡駅まで下ることにしました。

逃すと3時間後まで電車は来ないと慌てて乗った電車でしたが、むき出し状態の自転車ではこの先の乗車はまかり成らんという事。途中の天竜狭駅で待ち構えていた駅員さん数名に取り囲まれました。
ヨーロッパの鉄道のようには行くはずもなく、身勝手な輪行劇は終わり、強制下車と相成りました。

現在は天竜峡インターが終点ですが、幻の国道152号は「三遠南信自動車道」として生まれ変わるようです。
「三遠南信」地域とは、「三」は愛知県豊橋市を中心とする三河地域、「遠」は静岡県浜松市を中心とする遠州地域、「南信」は長野県飯田市を中心とする南信州地域をそれぞれ示します。高速自動車はかつての歩く秋葉街道や舟で往来した天竜川、明治から昭和を支えた飯田線の代わりとなることでしょう。

海と山の命を繋いだ、縄文からの道を辿る旅〜Part2〜

海と山の命を繋いだ、縄文からの道を辿る旅〜Part1〜

南に富士、北に高を満喫の塩尻峠・・・